|
マルチ・ブート・マネージャ (, MBM) は、オープンソースのブートローダ。 == 概要 == マルチ・ブート・マネージャ (MBM) は マスターブートレコード (MBR) にインストールされるチェーンローダである。 PC/AT 互換機の標準コードは、ブートフラグの設定されたパーティションの先頭にあるブートコードに処理を移すが、MBM では起動時に表示するメニューにより、起動するパーティションを選択することを可能にする。MBR と、その後続領域に書き込まれるプログラム本体に加え、インストール時に書き込み先のシリンダを指定することで、グラフィカルメニューによる OS 選択画面もオプションとして提供される。 ;MBMの主な機能 * チェーンロードによる OS 選択。 * パーティションを隠す。 * MBR ブロックにあるパーティションテーブルの編集。 * OS 選択画面のグラフィカルメニュー(デフォルトではテキストメニュー)。 * OS 選択画面からのFDDブート。 * INT 19h を使った再起動。 * APM BIOS を利用した電源断。 MBM はパーティション先頭にあるブートセクタに制御をつなぐチェーンローダと呼ばれるブートローダの一種であり、カーネルを直接起動するような機能は持たない。そのコードサイズから、パーティションテーブルの編集は MBR に存在するパーティションテーブルの値を直接書き換えることしか出来ず、エラーチェックや整合性を保つ機能は存在しないため、理解せずに編集することは起動不良などのトラブルなどに直結する。また、パーティションに HIDDEN フラグを設定することにより、複数の OS を共存させることを考慮していない Windows 9x系 や、MS-DOS 等のシステムでも後から追加インストールすることが可能である〔http://www37.tok2.com/home/nobusan/multi_boot/windows2.html#win9x〕〔http://www37.tok2.com/home/nobusan/multi_boot/free_tool.html#mbm〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マルチ・ブート・マネージャ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|